ローカル処理とサーバー処理:PDFで実際に何が起きるのか
見た目が同じPDFツールでも、ブラウザ内で処理するものと、サーバーへ送信して処理するものがあります。
最も重要な違い
ローカル処理では操作が利用者の端末で実行されます。サーバー処理では文書が外部インフラへ送られます。
ローカル処理の流れ
- アプリをブラウザに読み込みます。
- PDFを選択します。
- 文書をローカルで読み込みます。
- 端末上で処理します。
- 結果をローカルで生成します。
サーバー処理の流れ
- PDFを選択します。
- ブラウザがファイルを送信します。
- サーバーが受信します。
- サーバーで処理します。
- 結果がブラウザへ返されます。
ハイブリッド方式もあります
同じサービスでも機能によってローカル処理とサーバー処理を使い分ける場合があります。
ローカルとサーバーの比較
| 項目 | ローカル | サーバー |
|---|---|---|
| 端末外に文書が必要か | テストしたローカル操作では不要 | リモート操作では必要 |
| 読み込み後のインターネット | 不要な場合がある | 通常必要 |
| 大きなアップロード | 不要 | 一般的な兆候 |
| 計算資源 | 利用者の端末 | 提供者のインフラ |
| 文書の露出 | 端末内に留まる | 提供者のインフラへ届く |
再現可能なテストで見分ける方法
実際の挙動を確認します。
- 個人情報のないテストPDFを使います。
- ツールを完全に読み込みます。
- 文書選択前にネットワークを切ります。
- 処理が完了するか確認します。
- オンラインでも同じ操作を行います。
- POST、PUT、multipart/form-data、application/pdf、大きな通信を確認します。
- テレメトリと文書転送を区別します。
オフラインテストが証明できること
事前読み込み後にネットワークを切って処理が完了すれば、その条件の操作がサーバーを必要としない強い証拠になります。ただし全機能には一般化できません。
HTTPSだけでは処理場所は分かりません
HTTPSは通信を暗号化しますが、ファイル送信そのものを防ぐものではありません。
テレメトリとPDF転送は別です
統計情報だけが送信され、PDFは送信されない場合があります。
プライバシー上の意味
ローカル処理では操作のために提供者が文書を受信する必要がありません。サーバー処理では外部インフラへ送信されます。
PDFPrivadoで確認したこと
テストした14ツールは、事前読み込み後にネットワークを切り、その後テスト文書を選択しても処理を完了しました。オンライン対照では処理中の文書転送は観測されませんでした。完全オフラインのコールドスタートはテストしていません。
自分で確認する
POST/PUTやテストPDFを使った確認方法を実用ガイドで説明しています。
よくある質問
ローカル処理ならインターネット通信はゼロですか?
いいえ。コード読み込みやテレメトリには通信が使われる場合があります。
blob:ならローカル処理ですか?
それだけでは証明できません。
オフライン動作ならアップロードは絶対ありませんか?
いいえ。テストした条件だけを示します。
サーバー処理は危険ですか?
必ずしもそうではありません。プライバシーモデルが異なります。
公開・検証日:2026年9月6日