PDFプライバシーガイド · 再現可能なテストに基づく
PDFツールが文書をアップロードするか確認する方法
HTTPSや「安全」という表示だけでは、PDFがどこで処理されるかは分かりません。ローカル処理とリモート転送を区別するには、実際の操作中にファイルの動きを観察します。
短い答え
2つの信号を組み合わせます。ネットワークを切ってから文書を選択し、同等のオンライン実行では通信を確認します。オフラインで操作が完了し、処理リクエストにPDF内容が現れなければ、そのフローのローカル処理を支持する証拠です。ファイルを含む大きなPOST/PUTがあればリモート転送が確認できます。
HTTPSは「ローカル処理」を意味しない
HTTPSはブラウザとサーバー間の通信を暗号化しますが、文書が端末に残るかは示しません。
オフライン試験は順序が重要
先にツールを読み込み、ネットワークを切り、その後で合成文書を選びます。切断前にPDFを選ぶと、すでにアップロード済みの可能性があります。
ネットワークで確認するポイント
大きなPOST/PUT、multipart/form-data、application/pdf、upload endpoint、一時ストレージを確認します。blob:結果はブラウザ内生成と整合しますが、それだけで全工程がローカルとは証明できません。
テレメトリとPDF転送を混同しない
分析や性能メトリクスは文書を送らずに送信できます。小さな統計イベントとPDFを含む大きなリクエストは別です。
個人文書ではなくcanary PDFを使う
未知のサービスを調べる際は、固有マーカーを入れた合成PDFを作り、リクエスト、body、metadata、response内で検索します。
POST PUT multipart/form-data application/pdf blob:
再現可能な調査で観察したこと
2026年9月5日、5サービスでPDF結合だけを、2つのcanary PDFと、事前読み込み後にネットワークを切った2回目の実行で検証しました。結果はその操作と日付に限定されます。
| Service | Observed result · Merge PDF · 2026-09-05 |
|---|---|
| UMyPDF | 転送は観察されず、事前読み込み後オフラインで完了 |
| Smallpdf | 文書のリモート転送を観察 |
| iLovePDF | 文書のリモート転送を観察 |
| PDF24 Tools | 転送とリモート結合リクエストを観察 |
| Adobe Acrobat Online | 文書のリモート転送を観察 |
クイックチェック
- 個人情報のない合成文書を使う。
- ツールを読み込み初期化を待つ。
- ファイル選択前にネットワークを切る。
- 有効な結果が生成されるか確認する。
- オンラインで再実行しPOST/PUT、サイズ、content type、domainを確認する。
- Webテレメトリと文書転送を分ける。
- 日付、ブラウザ、操作、制限を記録する。
避けるべき3つの結論
- 「HTTPSだからアップロードされない」— HTTPSは通信経路を保護します。
- 「オフラインで動くから絶対にアップロードしない」— 検証したフローに限ります。
- 「AnalyticsがあるからPDFが送信された」— テレメトリと文書転送は別です。
テストで証明できる範囲
再現可能なテストは、定義した条件で転送が観察されたこと、またはローカルで操作が完了したことを示せます。全モードや将来の挙動までは一般化できません。
PDFを処理したいだけなら
PDFPrivadoの公開14ツールは合成文書で監査され、事前読み込み後は14/14がネットワークなしで完了しました。オンライン対照では処理中の文書転送は観察されませんでした。完全オフラインのコールドスタートはこの主張に含まれません。
よくある質問
HTTPSのPDFサイトでもファイルを送信できますか?
はい。HTTPSは通信を暗号化しますが、サーバーへのアップロードを防ぎません。
インターネットなしで動けば全てローカルですか?
切断後にファイルを選ぶという条件で、検証したフローには強い証拠になります。
blob:とは何ですか?
ブラウザ内で利用できるオブジェクトを指します。以前のネットワーク通信と合わせて判断します。
実際の文書で試すべきですか?
避けるのが安全です。固有マーカー入りの合成PDFを使ってください。